成瀬映画に登場する風景
NEW 2018.4.3 画面写真追加
『めし』(1951年)B &『稲妻』(1952)A 2005.7.19
『めし』では、後半里子(島崎雪子)の実家に向かう、三千代(原節子)と里子が歩くシーンに登場する
東京・世田谷の小田急線「豪徳寺駅」の下(少し横)のトンネル。
『稲妻』では、世田谷に引っ越した清子(高峰秀子)が両手に荷物を持って歩くシーンに登場。両方とも小田急線の電車が上を走っている。
これは以前掲示板に情報を寄せていただいた(情報提供:山紫水明さん)のを参考に現地に行ってみたもの。
映画の中で土手になっていた部分は現在駐車場になっていて、また高架駅も覆われているが
駅の位置、トンネルに続く通りのカーブの様子からいってここに間違いないと思われる。
映画のワンシーンだけで推理して資料も調べていただいた山紫水明さんに感謝いたします。
手前側が、『驟雨』に出てくる「梅ケ丘」駅方向(つまり新宿方向)。
『めし』『稲妻』とも駅の下のトンネルを抜けて、この道を手前に歩いてくる。
映画では草の生い茂った土手になっていて、この風景の変化は凄い!